2025.01.21
日々の活動
羽咋市視察②
視察2日目は、能登半島地震の被害状況と復旧状況の調査を行いました。
昨年1月に発生した能登半島地震においては、羽咋市でも死者4名(災害関連死含む)・負傷者7名の人的被害に加え、全壊61棟・半壊489棟の住宅被害など大きな被害が発生しました。(令和7年1月14日時点)
また、川沿いや海岸近くの地域を中心に液状化現象が起こり、多くの道路や水道施設も被害を受けています。
今回、排水施設が被害を受けた羽咋浄化センターや特に液状化がひどかった地域を訪れ、実際の被災状況や復旧状況について説明を受けましたが、本格的な復旧作業はこれからといった状況でした。
なお、昨年4月より藤岡市から羽咋市に派遣されている応援職員1名が、そうした復旧工事にあたっての災害査定業務に携わっております。
羽咋市では、輪島市や珠洲市などと比べて被害が少なかったことから、ある程度復旧・復興が進んでいるものとの先入観がありました。実際には、被災者の生活やインフラの再建にはまだまだ何年もの歳月を要するとのことでした。
現場に足を運び、実態を把握することの大切さをあらためて感じた今回の視察となりました。
藤岡市の姉妹都市である羽咋市の復興については引き続き心を寄せながら、現状も継続的にお伝えしていければと思います。