2024.10.03
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柳瀬橋の架け替え方針が示されました!
本日開催された「群馬県議会 産経土木常任委員会」において、県道前橋長瀞線、藤岡市と高崎市を結ぶ柳瀬橋の「架け替え及び4車線化」の方針が正式に示されました。
現行の「県土整備プラン」では、烏川から南側(藤岡市側)、柳瀬橋を含む国道17号立体交差部までの約800m区間を「柳瀬橋工区」とし、現道拡幅(4車線化)を「着手に向けて『検討』する事業」に位置付けていました。
今年度内に策定予定の次期県土整備プランにおいて「着手『予定』の事業」に位置付ける方針が示されたことにより、今後整備に向けた作業が具体的に進むことになります。
柳瀬橋付近は以前より、朝夕の通勤時間帯を中心とした慢性的な渋滞発生が大きな課題となっていました。
また、柳瀬橋は建設から94年が経過しており、定期的なメンテナンスは実施しているものの、通行の安全確保の観点からも、そして災害発生時の第一次緊急輸送道路にも指定されていることから防災上の観点からも、現道拡幅や老朽化対策の必要性が指摘されてきました。
今回の方針が示されたことにより、安全通行の確保や渋滞解消、広域避難ルートの確保など災害対応力の強化、また上図の通り断面阻害の減少による大雨時の水害リスク低減など、複合的な事業効果が期待されます。
柳瀬橋の架け替え・4車線化については、藤岡市から群馬県への重点要望事項であり、また多くの市民からも渋滞対策を求める声を直接いただいてきたことから、私もこれまでの議会質疑等で取り上げてきました。期間や予算を要する大きな事業となることから、引き続き早期整備に向けて取り組んでまいります。